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QField は OAuth2 で保護されたウェブサービスへの接続をサポートしています。OAuth2を利用することで、二要素認証などの多様な認証方式でレイヤーやサービスを保護することができます。
OAuth2 で保護されたレイヤーを QField で正常に読み込むには、QGIS プロジェクトが OAuth2 を使用できるように設定されている必要があります。
QGISでOAuth2を使用したWFSの設定をするには、QGISプロジェクトで以下の手順で設定を行います。
WFSレイヤーの設定で、
新しい認証設定を追加します。パラメータはoauth2サーバーの設定に合わせる必要があります。
Note
認証の設定をエクスポートするには、少なくとも QGIS 3.20 が必要です。QGIS 3.20だけが認証とQGISプロジェクトの設定の準備を行えます。それ以前のバージョンのQGISでQGISプロジェクト自体の設定をすることは可能です。
Note
エクスポートされた設定の設定IDとQGISプロジェクトに保存されている設定情報が一致していることが重要です。
この時点で、QGISからサービスに正しく接続できることを確認します。この認証設定は、まずQGIS自身からエクスポートする必要があります。この時点で、QGISからサービスに正しく接続できることを確認します。この認証設定は、まずQGIS自身からエクスポートする必要があります。
これを行うには、ユーザーは QGIS のオプションダイアログを開き、認証パネルに移動します。そこで、configurations table ウィジェットの適切な行をクリックして、プロジェクトのレイヤーで使用される OAuth2 設定を選択します。次に、右下のユーティリティーボタンを使って、「選択した認証の設定をファイルにエクスポートする」を選択します。
パスワードの入力を求められたときは、空欄にしてください。ユーザーは、機密情報を漏らしているかもしれないという警告を受けます。OAuth2の設定の場合は、安全に行えます。
ユーザーは、認証設定を XML ファイルにエクスポートしたら、そのファイルを QField を使用しているデバイスにコピーします。このファイルはデバイスの <main storage>/QField/auth/ ディレクトリにコピーする必要があります。QField/auth/ のパスは QField の初回起動時に作成されるので、どのストレージ (外部または内部) が正しいのかわからない場合は、これを確認してください。
認証設定のXMLファイルをコピーした後、ユーザーは OAuth2 で保護されたレイヤーを含むプロジェクトファイルをデバイスにコピーし、QField でプロジェクトを開くことができます。ユーザーは,QField 内に表示されるブラウザパネルで,ユーザー名,パスワード,2段階認証の認証コードの入力を求められます.
一度認証されると、セッションの間、ユーザー情報を再入力することなくコンテンツがレンダリングされます。